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甘いブログ名とは裏腹な何気ない日常と
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2006.12.25 Monday

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2006.12.25 Monday

 M-1グランプリ2006 

またまた久しぶりの更新です。
M-1グランプリの感想を書くにあたり、
mixiよりこちらの方が自由にものが言えそうだと判断したため、
去年に引き続きこちらで感想を書き殴らせていただきます。

もちろん、一個人の趣味嗜好に照らし合わせての判断ですので、
全部が全部ほめ言葉になってませんが、
そのへんは寛容な心でご容赦頂けたらと。

今年の決勝出場者は以下8組。
1.POISON GIRL BAND
2.フットボールアワー
3.ザ・プラン9
4.麒麟
5.トータルテンボス
6.チュートリアル
7.変ホ長調
8.笑い飯
に加え、敗者復活戦勝ち抜きの
ライセンス

まず、ネタ見る前の予想としては、
今年は麒麟か笑い飯がさすがに優勝するだろうなと。
あと、プラン9にがんばってほしいな、という感じでした。

で、実際に決勝出場者の作品を見ての感想は以下の通りです。
1.POISON GIRL BAND
ローテンポな漫才は一昨年と変わりませんでしたが、
前回よりおもしろくなっていました!
バックでマヨネーズ「ネッチャネッチャネッチャネッチャ」はちょっときました。
あと、マグロチューブトップ。噛ませるもおもしろかった。
でも、つっこんでほしいポイントでつっこまないのがもどかしかったです。

2.フットボールアワー
元王者の再挑戦。というふれ込みのわりに、
ネタは何年も昔に作ったものの使いまわし。
新作で挑んでほしかったです。
最初のつっこみ入れないところが間延びした気がしたのですが、
後半のたたみ込みは秀逸でした。

3.ザ・プラン9
M-1史上初5人漫才。
私自身もプランの漫才は初見で楽しみにしてました。
漫才を2人より多くの人数でやると、こういう形態になるのかと感心した反面、
あのネタを必ず5人でしなければいけない絶対的な必要性が感じられず、
おもしろかったのですが、物足りなかったです。
プランの本領は漫才じゃなくてコントにあると思うので、
これはこれでいいのかなという気がします。

4.麒麟
ここ2、3年同様きれいにまとまった漫才なのですが、
私自身が麒麟に期待しているのは2001年のときの
漫才feat.小説の要素を見たときの「あの」衝撃ですので、
今年も少しガッカリしてしまいました。
もちろん、おもしろかったんですけどね!
今年も田村のアドリブ心の叫びが響きました。
オチもきれいに決まってました。

5.トータルテンボス
ハンパねぇでくるかと思いましたが、封印してきました。
トータルテンボスの強みはつっこみの言葉の選び方が秀逸なところだと思います。
なんというか、空知的なつっこみ。銀魂読んでる気分になりました。
とは、いうものの、麒麟の後に見てしまうと
漫才の総合力の違いを嫌でも比べてしまうことに…。

6.チュートリアル
完全にもっていかれました。
去年のバーベキューネタはうざさがありましたが、
今年のネタは徳井さんが描き出す非日常的日常の世界に
片足をつっこめたので違和感なく見れたのだと思います。

7.変ホ長調
アマチュアとあってもちろん初見だったのですが、おもしろかったです。
ネタのひとつひとつが業界人ではできない際どいネタが多く
見ててスッキリさせてもらったのですが、
なんせ山がなくフラットに展開するもんだから、
最初に持ってきたネタで落としてるのに、落ちてない気分に。

8.笑い飯
正直ネタを見たときに麒麟負けたと思ったくらいおもしろかったです。
審査員の方々も口をそろえてスロースターターと言ってましたが、
エンジンかかってからの盛り上げ方は尋常じゃなくうまかったと思います。
去年や2003年の落とし方を見てしまってるので、
今年のオチも十分きれいだったのですが、なんとなく残念感が残ってしまいました。

ライセンス
この人たちのネタも見たことがなく、
麒麟のファイナル進出がこの人達次第ということもあり、
ドキドキしながらみてました。
ネタはドラえもんパロ。
ネタのおもしろさはありましたが、
審査員受けという点では微妙だったのかもしれません。
大人向けドラえもんとかおもしろかったですけどね。

上記9組からファイナルに進んだのは
上から順にチュートリアル、フットボールアワー、麒麟。
なんというか、堅い面子が揃った感があります。
ファイナルは麒麟、フット、チュートリアルの順。
2番を選んだフットにちょっと失望。
そこはあえて1番を選んでおくのが男ではないのかと。

1.麒麟
今年は去年ほど空回ってはいなかったけど、
2人とも緊張のせいか噛みすぎなのが惜しかったです(^^;
ネタはファーストラウンドと同じく、実況ネタ。
現地人のくだりがおもしろかったです。
iPodの音漏れは爆笑させてもらいました。

2.フットボールアワー
店員ネタ。
取り皿ネタおもしろくないのに、重ねすぎてて重かったです。
あと、岩尾が声をはる店員の設定とはいえ、どなりすぎ。
ずっと聞いてたら疲れてしまいました(^^;
店員ネタだったらファミレスの店員ネタのほうがおもしろいと思うのですが、
あれは2002年のM-1でやったんだっけ?

3.チュートリアル
ファーストラウンドと同じく、
徳井さんの非日常的日常な世界が最初から最後まで
福田(=世間一般)と並行して進むネタ。
このネタもぐっと徳井さんの世界に引き込まれました。
途中で、チリンチリンなくしたら毎日酒飲んでもしょうがないわ、
行きずりの女抱くのもしょうがないわ、と一瞬思わされるくらいの引き込まれようでした。

結果は満場一致でチュートリアル優勝。
納得いく結果でした。
今年は全体的にレベルが高かったので、
番組全体を見てておもしろかったです。


2005.12.26 Monday

 M-1グランプリクロニクル 

今日バイト先でお笑い好きな人たちと
M-1のことについて話をしたのですが
結論として出たのは
「2002年、2003年がおもしろかった」
ということでした。

2003年とかほんと神がかってたもんなー。
フットとか笑い飯とか。
個人的には麒麟のネタも好きですが。

ここで、私的M-1での好きネタベスト3を!

1.笑い飯「ええ土!」(2003年決勝1回戦)
これはほんとに神がかってますよね。
しかもラストが前半のネタとつながっていて
見事に落ちた!って感じでした。
もう感嘆のため息が出るくらい美しいオチでした。

2.麒麟「漫才feat.小説の要素」(2001年決勝1回戦)
麒麟が無名のときに出てきたときのネタです。
前半のネタを後半にアテレコネタとして利用してて
初めて見たときには「ああーーー!!なるほど」と
大きな衝撃を受けました。
笑い飯の「ええ土!」のラストといい、
ただ笑えるだけのラストだけじゃなく
「やられた!!」と思わせられるものが好きなんです。

3.フットボールアワー「SMタクシー」(2003年ファイナル)
見事フットが2003年グランプリを勝ち取ったときのネタです。
あのタクシーの運転手のキャラが実におもしろい!
女王様キャラと普通のときの落差の激しさがいいですね。
ボケの重ね方が秀逸だと思います。
オチが弱めなのは残念です。

2002年のネタ一つもあがってきてませんね(^^;
でもあの年のますだおかだのネタや、
笑い飯のトーマスネタおもしろかったですよ。

DVDになってるやつじゃなく、
テレビ版をもう1回見たいです。

2005.12.25 Sunday

 M-1グランプリ2005 

今年もM-1グランプリが終わりましたね。
出場コンビは
1.笑い飯
2.アジアン
3.南海キャンディーズ
4.チュートリアル
5.ブラックマヨネーズ
6.品川庄司
7.タイムマシーン3号
8.麒麟
に加え、敗者復活で上がってきた
9.千鳥
の9組でした。

番組見る前の個人的な見解としては以下の通りでした。
がんばってほしいし応援してるのは麒麟。
でも麒麟はファイナルにはいっても1位にはならない
堅いのは笑い飯か南海キャンディーズ。


では、実際に番組を見ての簡単な感想を
コンビごとにどうぞ。

1.笑い飯
去年は優勝候補と言われ、本人達も調子に乗ったのか、
いい結果が出なかったのですが、
今年は屈辱をはらす側なので、油断がまったくありませんでした。
ただ1番ということでものすごい緊張してました。
その緊張たるやテレビ越しにこっちまで伝わるほどでした。
靴がないシチュエーションでのWボケ漫才はとてもおもしろく
とりわけ最初にふったネタが最後に戻ってきて
くるっと丸を描いたような展開で美しかったです。

2.アジアン
申し訳ないのですが初めてネタを見ました。
売りのブサイクネタをいかんなく発揮したネタでしたね。
うまかったしおもしろかったのですが
私あまりブサイクネタとかデブネタ、ハゲネタって
そんなに好きじゃないんです。
でもボンキュッボンが顔っていうのはうまい発想だと感心しました。
あと早口言葉ネタで早口言葉かまなかったのはすごいと思います。
めっちゃ練習したんでしょうね。

3.南海キャンディーズ
今回の優勝候補の1組だったのが南キャン。
でも正直去年のほうがおもしろかったかなぁと。
私、去年のあの猛獣(しずちゃん)と猛獣使い(山ちゃん)的な
2人の関係結構好きだったんですけどね(^^;
でも去年と同じ路線でいってもバリエ少ないと言われそうだから
今回の南キャンは正直不利ですよね。
おねえさんネタはちょっとひっぱりすぎなうえ
南キャンがセクシャルなネタをするのは
なんだかなぁという気がします。

4.チュートリアル
本当に申し訳なかったのですが
ネタより徳井さんの顔にばっかり注目してました。ごめんなさい。
かっこいい!とミーハーな感じではなく
顔のかっこよさの理由みたいなのを考察してました。
これだから友達に「物の見方がオタク」と言われるんだ。
ネタは私はあまりおもしろさを共有できませんでした。
シュールはシュールなんだけど
なんか私の好きシュールとは違いました。

5.ブラックマヨネーズ
決勝8組が発表された時点で、
ブラマヨは一番びっくりなコンビでした。
だってかなり関西限定っぽい感じだし!
でもネタはものすごくおもしろかったです。
ボーリングの話から事故の話への展開、
ラストのたたみかけが見事でした。

6.品川庄司
すみません、この人らバラエティに染まって
漫才できないんじゃないの?と疑ってました。
素直に言うとおもしろかったです。
この2人のネタも後半の展開がうまかったです。
10年目の意地がにじみ出てたいいネタでした。

7.タイムマシーン3号
いわゆる麒麟枠から出てきたコンビ。
もちろん私も知りませんでした。
テンポはよかったのですが、いかんせんデブネタばかりで
アジアンのところで言ったように
ブス、デブ、ハゲネタがあまり好きではない私は
なまぬるーく見てました。

8.麒麟
私は麒麟が好きなので、もちろん麒麟を応援してたのですが
開始後1分くらいはとても嫌な予感を持ちながら見ていました。
好きだけどおもしろいかおもしろくないかくらいの分別は
きちんとつきますからね。
でも、後半の田村さんが川島さんを馬面って言い始めたあたりから
どんどんおもしろくなってきました。
(ブスはダメだけど馬面はいいという微妙なライン)
ヒン馬のヒンは貧だというのはうまいなぁと思いました。
今日有馬記念もあっただけに時事ネタですよね。
ただ残念だったのがオチの部分で
ニュース速報に気を取られたことです。
あのタイミングは悪すぎです(^^;

9.千鳥
敗者復活枠は千鳥でした。
やっぱりM-1は麒麟、笑い飯、千鳥の3組が出てなきゃ!
ネタは幕末ごっこネタ。
千鳥ってこういうの好きよね。
去年もファンタジーみたいなんのゴッコだったし。
太松のセリフを使った展開はうまいと思いました。
千鳥ってこんな展開させるコンビでしたっけ?
株上がりましたよ!

で、ファイナルに出たのは
ブラックマヨネーズ、麒麟、笑い飯
の3組。
麒麟、笑い飯、ブラマヨという順でのファイナルになりました。

1.麒麟
1回目で川島さんのテンションが振り切れちゃったのか
2回目では少々暴走してたように思います(^^;
しかもネタのチョイスも微妙…。
もうちょっとおもしろいネタもあったろうに…。
1回目では川島さんの喧嘩腰がうまく機能してたのですが
2回目は空回り気味で喧嘩腰というか罵倒でした。
正直麒麟にはそんなことで笑いを取ってほしくないです。
あと、決め台詞「麒麟です」を「忘れてた」と言って
ネタの途中でいってしまい、そのまま次のネタにいってしまったので
初めのネタが宙ぶらりんになってしまった感がありました。
わざとなのかもしれませんが、
それならそれでもっとやりようがあると思います。
私は電話出た時点で「麒麟です」って言うのかと思ってました(^^;
そこで話の腰を折られたみたいになって失速しちゃったかなというのが
正直な感想です。
うーん、もったいない(><

2.笑い飯
誕生日の歌ネタ。
笑い飯にはボケの応酬を期待してただけに
このネタは少しパワー不足が否めない気がしました。
また誕生日の歌を歌う間に少し間延びする気もしました。
でも、おもしろかったです!
2人のマリリン・モンローは気持ち悪かったです(笑
しかし、GJです。
去年の雪辱は晴らしたと思います。

3.ブラックマヨネーズ
からまれたらどうしようネタ。
もうネタ見てるときにはブラマヨ優勝だなーと思えるくらい
おもしろかったです。
相撲の押し出しネタが本当におもしろかったです!
でも、梅田〜難波〜堺は大阪以外の人にはぴんとこなさそうですよね。
あと熊と戦うところでやられたなーと思いました。
持っていかれました。

結果はブラックマヨネーズ4、笑い飯3で
ブラックマヨネーズが優勝でした。
ブラマヨのネタ見た時点でブラマヨ優勝を確信しました。
意外だったのは得票差。
もっとブラックマヨネーズの圧勝かと思いましたが
思ったより笑い飯票入りましたね。

総論
ブラマヨ優勝は放送前の予想と反する点では意外、
でもネタを見れば納得の優勝でした。
麒麟の結果はドンピシャで当たり
(いい意味で予想が外れてほしかった…)
2003年、アンタッチャブルがファイナルで得票0で
翌年優勝してましたから
麒麟もそれにならって来年優勝するといいよ。
でも、麒麟はもうM-1史上に麒麟枠という名前を残してるから
それだけですごいと思いますけど…(笑
笑い飯も2位と結構予想と近かったと思います。
意外だったのは南海キャンディーズ。
結成からまだ日が浅い方だと思うので
来年もがんばってもらいたいです。

余談ではありますが
大竹まことが「オーソドックスが嫌い」と言ってましたが
なんかものすごく納得してしまいました。
シティボーイズは見たことないですが
GBLがシティボーイズなしで説明するのが難しいとのことなので
方向性としてはラーメンズと似たものがあるのでしょう。
だとしたら、「オーソドックスが嫌い」は
大変説得力のあるものだと思いました。

2005.12.04 Sunday

 爆笑問題 

「爆チュー問題の部屋」がDVDで発売されるって…欲しい!!
ポンキッキーズって子供番組にも関わらず
このネタ子供にわからんやろ!と
メインターゲットである子供に容赦ないネタが好き。

ラーメンズといい、ポニーキャニオンはいいところをついてくる。
って、ポニーキャニオンはフジテレビの子会社だから
爆チュー問題がここから出るのは当たり前の話だということに気づいた。

爆笑問題といえば、爆笑問題のすすめも好き。
眞鍋かをりも出てるやつ。
あれのラスト5分くらいの太田コラムが大好き。
かなり昔にやってたサザエさんのネタが好き。
もう一回見たい。ワンモアサザエさん。

2005.05.11 Wednesday

 ザ・プラン9 「サークルS」 

サークルS
サークルS

5月4日が暇だということがわかったので
前日にTSUTAYAで借りてきました。

このサークルSを見て感じたことは
ラーメンズと共通する部分があるということです。

まず、スタイルがお笑い+演劇だということ。
序盤〜中盤にかけてはコントスタイルなんですけど
ラスト30分は結構シリアスでした。
だから、純粋に「お笑い」を求める人には
少し物足りない部分もあるのではないかと思います。
私はラーメンズの経験から「お笑いオンリー」でなくてよいと
考えるようになったので、おもしろかったと思います。

そして、1つのネタを次への伏線として利用するところ。
あるシーンで使われたネタ(これも笑いとなる)が
次のシーンで発展形として出てくるんですよね。
私、こういうの大好きですから。
「やられたっ(><)」って思わせてほしいんですよ。
これはそういう風につながっていたのか!と驚くこと何回か。
これを見て思い出したのが
ラーメンズ14回公演STUDY「QA」
わかってもらえるかしら、この感じ。

残念だったな、と思うのは
感動話にもっていこうというあざとさが見えすぎたこと。
泣かせるぞ!って空気になってるんですよね(^^;
あと、もう少し演技がうまければ…と思わせる人もいたので、
そこがちょっと惜しいなぁと言った感じです。

逆に、オープニングはかっこよかったです。
バラバラにみんなが動いているかと思えば
それがシステマチックに作用していて、
ぱしっと決まるんですよね。やられた!

全体としてはかなりよかったと思います。
1から10まで全部笑っていたいという
純粋に「お笑い」を求める人以外には
ぜひおすすめします☆